SL とアニソンと無観客試合

札幌から帯広に帰る途中、三笠市鉄道記念館に立ち寄った*1。札幌→三笠は高速道路に乗れば1時間か。意外と近い。

この鉄道記念館はなかなかすごかった。まず夏休みも終わった火曜日だから仕方ないが、客がいない。私の他には、幼い子を連れた母親が外のベンチに座っていただけで、他には本当に誰もいなかった。かわりに、そこら中をトンボやバッタが飛び回っている。

  • そんな閑散っぷりの中でも、SL-304号を構内運転する職員の皆さんは、本当に大変だと思う。せっかくなので 200 円払って乗ってみた。ごく短い距離を往復するだけだが、やはり汽笛と、石炭の匂いと、噴き出す水蒸気の感触を肌で味わうのは何とも言えない体験だ。
  • 売店で販売していたB2ポスターに印刷されている記念館の郵便番号が、5ケタのままだったが…あまり売れていないのか、最初に刷りすぎたのか。
  • 外に展示してある車両はなかなかの迫力だが、キハ22やキハ56系は、痛みが目立っていたのが残念。
  • ED76 の運転室に座ってみたりする。母に『大はしゃぎしてバカみたいね』と冷たく言われる。
  • キシ80を利用した食堂は、日曜・祭日しか営業しないらしく、休みだった。というわけで、館内には飲み物の自動販売機しかないので、これから行く人は頭に入れておこう。

しかし、一番気になったのは館内全体に流れている有線放送かなにかの BGM。「明日へのbrilliant road」や「ドタバタ☆エンジェループ」が耳に流れ込んでくる鉄道記念館というのも、どうなんだ?…他にもアニソンや特撮ソングっぽいのばかり流れてきて、思わずニヤニヤしてしまった。

*1:まぁ、その、なんだ、鉄道ファンなんだよ