Stattoo

以前、Panic 社Transmit試用したが、今度は以前 2ch某スレちらっと出てきて興味を持っていた、同じ panic の Stattoo を入れてみた。非常によくあるタイプの、デスクトップに iTunes で再生中の曲やら、天気やら、バッテリ残量やら、iCal 予定やらを表示するアクセサリ的なソフトウェアである:



私は iTunes の曲表示と、天気−自分の居る所の天気は窓の外を見ればわかるから、故郷の帯広(空港)に設定した−を置いてみた。

なぜ Stattoo ですか?

正直、こいつは非常に悩ましいソフトウェアだ。これといって強味がない…iTunes のカプセル*1一つとっても、ただ情報が出るだけで、iTunes を操作できる訳ではない。また、アートワークなどは表示できない。天気も、日本のものは4桁の ICAOコードしか使えない(しかも、あまり更新されない?)。というか、そもそも内蔵のいくつかの「カプセル」以外にカプセルを追加することができないのだ。これで 12.95ドルのシェアウェアとくれば、残念ながら競争力がほとんどない感がギュンギュンしてしまうのである。

割り切った作りに好感

しかし、私はどういうわけか、この単純さが結構気に入ってしまった。確かに大したことは出来ないのだけど、そのかわり非常に設定が単純で、そして見た目が何も考えなくてもそこそこ奇麗で、また、比較的動作が軽い。そういう部分だけで 12.95 ドルの価値を見いだせるかどうかはいまだに微妙な気分だが、とりあえず試用期間の 15 日間は、デスクトップに溶け込ませておこうと(そう、「置いてある」のではなく、「溶け込んでいる」と言い切れる!)思う。


15日後、私はどんな決断を Stattoo に下すのだろう?

*1:Stattoo 独自の呼び方で、まぁ Dashboard でいえばウィジェットのような意味だ