燃え尽きた火の玉

実家の PowerMac 7100 の電源を久しぶりに入れてみたら、起ち上がらなくなっていた。
パワーオンキーを押した後の、何年も、何回も聞いてきたハードディスクの「ヒューン……カリカカリカリカリ……」という音が、いつもと違っていた。「ヒューン……カリカリカリ…ヒュゥゥゥン(スコン)。…ヒュウゥゥゥゥウー………(スコッ)。カリ………カ……」みたいな感じ。なんだか廻りだそうとしているのにエネルギーが足りなくてガクッと止まってしまったような感じだ。ハードディスクの寿命と見て間違いなさそうである。
そうはいっても、今さら内蔵ハードディスクを交換して復活、という選択肢も取りにくい。SCSI でないといけないし、費用対効果にも大いに疑問符がつく。どうやら、このまま PowerMac 7100 には引退してもらうことになりそうだ。
このハードディスクはお察しの通り、Quantum の Fireball。2GB のものであった。1999年か2000年だったかな、通販で買って自分でビクビクしながら交換して取り付けた思い出がある。もう6年くらい経つわけだから、むしろ今まで良く持ったと言えるのかもしれない。