10月1日JR北海道ダイヤ改正について(とかち関連のみ)

帯広によく帰省する私にとっては極めて重要なダイヤ改正の概要が発表された。道新の記事やJR北海道のWeb サイトでの発表によると、

などと記載されている。以下、気になる点を少し書いてみよう。(「最新の日記」からこのエントリを見ているときは、「続きを読む」をクリックしてください):

キハ183系の「残存率」

まず注目したいのがキハ183系…つまり、「遅いとかち」が引き続き残るということだ。整理すると、現行の体系

キハ183系の「とかち」が4往復+キハ283系の「スーパーとかち」が2往復(=「とかち」系列全体では6往復)

に対して、改正後は

1往復が「スーパーおおぞら」になり(=「とかち」系列が全体で5往復となる)、かつ「スーパーとかち」は3往復になる

即ち、キハ183系の「とかち」は2往復に減少するということになろう。これを「キハ183系がまだ残って嬉しいなぁ」と喜ぶか、「まだ遅いとかちが2往復も残るのか… orz」と捉えるか、ムズカシイところだ。

新しい「スーパーとかち」の「所要時間」

プレスリリースに、新しい「スーパーとかち」3往復のおおまかなダイヤが載っているが、若干今までの「スーパーとかち」より所要時間が伸びているのが注目される。2時間30分程度で走破している現行の「スーパーとかち」だが、改正後はおおむね2時間40分程度を目指しているようだ*1。少しゆったりという感じか。惜しいな。やはり2時間30分を一つの目安にして欲しかった。スーパーおおぞら4・9号の最速っぷり(2時間10分)を体験してしまうと、2時間30分ですら平凡に感じられてしまうからね。2時間40分では速達化のインパクトが少々薄いような気がする。もっとも、キハ261系という「新型車両」自体のインパクトで勝負するということか。

でも、とりあえず、楽しみだね!

何はともあれ10月1日が待ち遠しいね。スーパーおおぞらと合わせて、札幌〜帯広間の特急ダイヤがどの程度現行から変わるか、キハ261系もまだ乗ったことのない車両だし、ぜひ乗りたい。そしてキハ183系の車両運用も、おそらくある程度の変化があるのは間違いない訳で、どうなるか。廃車は出るのか。興味は尽きない。あと3ヶ月を切っている訳だし、ワクワクしながら待とうと思う。

*1:最速列車、スーパーとかち4号は2時間25分のようだが