PowerBook かんさつにっき(その6)

PowerBook とテレビを S-video でつないで、DVD を見ようとした。iBook の頃は、テレビに繋ぐとテレビに DVD が映り、iBook のディスプレイは真っ暗というのが常識*1で、それはそれなりに単純で良かった。しかしこの PowerBook では、そんなケチなふるまいではなく、以下の動作が選べるようだ:

  • ミラーリングモードで、テレビにも PowerBook にも DVD を再生(同時に!)
  • 拡張デスクトップモードで、テレビに DVD を流し、PowerBook のディスプレイは何事もなかったように普通の作業
  • 同じく、PowerBook のディスプレイで DVD を流し、テレビのディスプレイで何か別の作業を(あまり現実的ではないが)する


おかげでケーブルぷすっと挿して、DVD 入れて、はいテレビ!…の前に、ちょっと「ディスプレイ」システム環境設定の内容をチェックしてみたりする手間が増えてしまったが、とくに拡張デスクトップモードでテレビと PowerBook のディスプレイを別々に活用できるのは便利だ。


一つ不満なのは、Apple ビデオアダプタがごつ過ぎるということだけである。手持ちの S-Video ケーブル(実は ADB キーボードの接続ケーブル)の堅苦しさ*2と相まって、取り回ししづらい… orz

*1:なんたって、VRAM 8MB だし

*2:太くて、ごわごわして、ちぢれている!