Mac OS X Leopard(その2)

Leopard を「導入する」という興奮からやや落ち着きを取り戻し、新機能や改良/変更点を探したり、あるいは偶然出会ったりして「おっ、変わったのか」とつぶやく段階に入りつつある今日この頃、といってもまだ発売から一週間も経っていないのですね。

修論作成には支障無し

昨日は計算ソフト Macaulay 2 を五時間半連続運転して計算を実行したが、Leopard 上でも問題なく動作するようで一安心。こいつが動かないと論文書けません。
Leopard とは関係ないが、Macaulay 2 で計算をしていると、デュアルコア CPU のうち、片方のコアがほぼ常時100%の稼働率で、頭を振り絞っているのが伺える。しかし、もう片方のコアは平然としていて、計算中に他のアプリを立ち上げて他のことをしていても、あまりストレスは感じない。なかなか良く出来ているものだね。

Spaces

新機能の一つ、Spaces。スペースを切り替えるときに、たまにウインドウが零時迷子になってしまったりもするのだが、これは中々便利である。意味もなくシュッシュッとスペースを切り替えて遊んでしまう。

上の図は昨日の院生室での Spaces 活用状態のスクリーンショットである。つまり、数学の研究をしながら BathyScaphe のことも頭から切り離せず、ヘッドホンでアニソン中心に BGM を再生しながら MacBook に向かっている女子校生。…そんな tsawada2 の姿が、ここから浮かび上がってくると言えよう。

Xcode 3

さて、Xcode 3。けっこうメニュー項目の配置が Xcode 2.x から変更されていて、少し戸惑う。あと、ショートカットキーの割り当てがなくなっていたり、変わっているものもいくつか。ただし、こちらは Xcode の環境設定で好きなキーバインドにカスタマイズできるから、どんどんカスタマイズして使いやすく割り当てよう。
メッセージバブルとか、コードの折りたたみ機能は非常に分かりやすくて、個人的には好みの新機能。
あと、Leopard では標準で svn が入ったそうで、これもありがたい。いずれ BathyScaphe CVS リポジトリsvn に移行したいと考えているのだが、これは良い後押しとなるな。